FRISBEE(フリスビー)として知られるFlyingdisc(フライングディスク)はアメリカで生まれたスポーツ。
1940年代後半に、アメリカ合衆国コネチカット州にあるイェール大学の学生が、フリスビー・パイ・カンパニー (Frisbie Pie Company) のパイ皿を投げて遊んだことから始まった。海岸で恋人とケーキ皿を投げて遊んでいて着想した玩具を、建築検査官のウォルター・フレデリック・モリソン (Walter Frederick Morrison) が金属製にして試作し、1948年にはプラスチック製に改良し、プルートー円盤という名で商品化した。1955年、ワーム・オー社に買収され、1959年にフリスビー・パイ・カンパニーの “frisbie” のスペルを変えた “frisbee” で商標登録され世界で推計2億枚が売れた。
Wikipedia フライングディスク より引用
アメリカでは手軽に楽しめるスポーツとして広く認知されており、1980年頃には世界大会がRoseBowl(カリフォルニア)で開催され、多くの観衆の中で競技が行われていた。
日本においては1970年代に輸入・販売が始まり、 JFA(日本フリスビー協会)が設立され、日本選手権大会が開催されるなど競技性の高さも示された。
1970年台後半から1980年台前半にかけ、雑誌POPEYEなどで特集記事が組まれたことにより、関東・中部・関西の大学サークルなどが多く作られ、なかでも「聖地」といわれている代々木公園などで日々練習をする姿が多く見られた。
現在ではJFDF(日本フライングディスク協会)としてフライングディスク競技の普及を進めている。
現在、10種目が公認競技とされている。
中でも アルティメット(7人制チーム競技) と ディスクゴルフ はアメリカでも特に人気が高い。
日本国内ではアルティメットは大学生チームを中心として多くのチームがあり数多くの大会が開催されている。
専用のコースを使用するディスクゴルフは日本国内に箇所の公認コースがあり、大会が開催されている。
これらの種目と一線を画するのがフリースタイル。競技としてのフリースタイルはいわば新体操のようなものであるが、JAMと呼ぶ公園などでプレーヤーが自由にテクニックを競い合う楽しみ方もある。
近年はヨーロッパでもフリースタイルプレーヤーが増えており、YouTubeなどで見ることができる。